神奈川県逗子市の「住吉山 悟眞院 正覚寺」
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正覚寺のあゆみとこれから
寺の背後の丘陵一帯は、三浦道寸(義同)の支城の住吉城であり、永正9(1512)年に北条早雲に攻められて落城し、寺も兵火で焼失しました。その後、光明寺十八世眞蓮社快譽上人がこの地は「是れ三祖上人の遺跡也」と述べ、天文10(1541)年3年に悟真寺を再建し、開山を良忠上人として、寺号を正覚寺と改めました。本尊阿弥陀如来は十世報譽上人が尾張中納言宗春の側室民部女の病気平癒の祈願を行い、そのお礼として民部女が自らの稔持仏を寄進されたものです。享保20(1735)年に入仏供養を勤修しました。 境内には、良忠上人あるいは頼朝が数珠を掛けたと云われる「数珠掛松」がありました。本堂裏には、良忠上人が籠居し、「伝通記」を書したといわれる洞窟(矢倉)「然阿洞」があり、「伝通記」巻三に「悟真寺」の名が見えます。 三十一世正譽流暢代の昭和四十五年に本堂の屋根をスレートに葺替え、庫裡を改修しました。三十二世清譽正暢代の平成十九年に墓地整備を行いました。 |
当山本尊 阿弥陀如来像 当山 浄土宗第三祖然阿良忠上人像 |
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